
光回線の選び方、調べてみるとシンプルです。見るべきポイントは3つだけ。プランの種類が多すぎて比較が大変に見えますが、整理してみるとそこまで複雑じゃないです。調べた内容をまとめてみます。
光回線の仕組み
光回線は、光ファイバーケーブルを使った高速インターネット接続です。自宅まで物理的にケーブルを引き込むから、モバイル回線と違って天候や混雑の影響を受けにくいです。
大きく分けて3種類あります。
NTTのフレッツ光(光コラボ):日本全国をカバーしています。ドコモ光やソフトバンク光は、このフレッツ光の回線を借りて提供しています(光コラボレーション)。エリアが広いのが強みです。
電力系・独自回線:NURO光、auひかり、eo光など。フレッツ光とは別の回線を使うので、混雑しにくく速度が出やすい傾向があります。ただしエリアが限られます。
ケーブルテレビ系:J:COMなど。テレビとセットで契約できますが、純粋な速度では光回線に劣る場合が多いです。
選ぶときに見るべき3つ
1. 実測速度
「最大1Gbps」はあくまで理論値です。実際に出る速度は環境によって大きく変わります。100〜300Mbps出れば普通の使い方なら十分です。速度測定サイトのレビューを参考にしてみてほしいです。
2. 月額料金(実質費用)
月額だけでなく、工事費、キャッシュバック、スマホセット割を含めた「実質月額」で比較しておきたいところです。表面上は安くても、2年目以降に値上がりするプランもあるので要注意。
3. 契約期間と解約金
2〜3年の縛りがあるプランが主流です。途中解約すると解約金がかかる場合があります。2022年7月の法改正で解約金の上限が月額料金1ヶ月分になりましたが、それでもゼロではありません。引っ越しが多い人は縛りなしプランも検討したいところです。
速度がクリティカルな用途の人へ
僕自身、FXのチャート分析やMT5インジケーターの開発で回線を使い倒すので、実測速度だけでなくPing値(応答速度)も気にしています。スキャルピングやオンラインゲーム、動画配信など、遅延が成果に直結する用途なら、Pingが10ms前後に収まる独自回線系(NURO光・auひかり・eo光・コミュファ光等)が有利な場面があります。フレッツ光系(光コラボ)は全国対応で使いやすい反面、混雑時間帯にPingが跳ねることがあるためです。
普通のWeb閲覧や動画視聴、在宅ワークの会議中心なら、フレッツ光系で十分です。スマホセット割との組み合わせで実質料金を下げやすいのも光コラボの強みです。
マンション vs 戸建て
光回線の料金は、マンションと戸建てで異なります。
| マンション | 戸建て | |
|---|---|---|
| 月額相場 | 3,500〜4,500円 | 4,500〜6,000円 |
| 工事 | 共用部まで済んでいることが多い | 電柱から宅内まで引き込み必要 |
| 速度 | 共有型だと混雑時に落ちることも | 専有型なので安定しやすい |
| 選択肢 | 建物の設備次第で限られる | エリア内なら自由に選べる |
マンションの場合、管理組合が導入している回線しか使えないケースがあります。引っ越し前に「どの回線が使えるか」を不動産屋に確認しておくのが欠かせません。
工事の流れ
申し込みから開通まで、一般的には2週間〜1ヶ月程度です。繁忙期(3月〜4月)は2ヶ月以上かかることもあります。
- 申し込み:Web or 電話で申し込み。工事日の調整
- 工事当日:作業員が来て、光ファイバーケーブルを宅内に引き込む。戸建ては1〜2時間、マンションは30分〜1時間が目安
- 機器の設定:ONUとルーターを接続して、PCやスマホからWi-Fiに接続すれば完了
工事には立ち会いが必要です。平日だけでなく土日対応しているところも多いですが、追加料金がかかることがあります。
工事までの間、ネットが使えない期間が発生する場合は、モバイルWi-Fiのレンタルサービスを使うのも手です。1日単位で借りられるサービスもあります。
主要5社の料金とスマホセット割の活用ポイントは、光回線おすすめ5社比較のほうにまとめています。