格安SIMに乗り換えたらいくら浮く?パターン別に計算

固定費の節約シミュレーターを作るとき、格安SIMに乗り換えたパターンを計算に入れてみました。使い方によっては年間で5万〜6万円の差が出るケースがあって、数字を並べると差の大きさに手が止まります。計算してみて見えてきたことをまとめてみます。

目次

大手キャリアとの料金差

大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の一般的なプランは月額6,000〜8,000円程度。一方、格安SIMは3GBプランなら月額1,000円前後、20GBプランでも2,000〜3,000円台。

単純な差額で月3,000〜5,000円、年間だと36,000〜60,000円の節約になる計算です。家族4人なら年間15万円以上浮くケースもあります。

ただし、大手キャリアの料金にはスマホの端末代が含まれていることもあります。「月額が下がった」と思っても、端末を別で買う費用を足すと差額が縮まるケースもあるので、トータルで比較するのが欠かせません。

使い方別の節約額

ライトユーザー(月3GB以下・通話少なめ)
大手キャリア:月約6,500円 → 格安SIM:月約1,000円
年間節約額:約66,000円

ミドルユーザー(月10〜20GB・通話あり)
大手キャリア:月約7,500円 → 格安SIM:月約2,500円
年間節約額:約60,000円

ヘビーユーザー(月20GB超・通話多め)
大手キャリア:月約8,500円 → 格安SIM:月約4,000円
年間節約額:約54,000円

データ使用量が多い人でも年間5万円以上の差が出ます。ライトユーザーほど節約効果が大きい傾向があります。自分が毎月どのくらいギガを使っているか、まずは確認してみてほしいです。

乗り換えても変わらないこと

格安SIMに変えても、以下は基本的に変わりません。

  • 電話番号:MNPで今の番号をそのまま使える
  • 使えるアプリ:LINEもInstagramもYouTubeも同じように動く
  • 対応エリア:大手キャリアの回線を借りているので、エリアは基本同じ
  • 緊急通報:110番や119番は問題なく使える

「格安SIMにすると何か不便になるんでしょ?」と思っている人は多いですが、日常使いで困ることはほとんどありません。僕自身はMVNO系の格安SIMも大手キャリアのオンライン専用プラン(ahamo・povo)も一通り使ってきましたが、通話・LINE・SNS・地図・動画視聴くらいの用途なら、どちらでも困った記憶はないです。

注意点

一方で、知っておくべきデメリットもあります。

  • 昼休みや夕方の速度低下:回線を借りている性質上、混雑時間帯は速度が落ちやすい。動画視聴やゲームを頻繁にする人は気になるかも
  • キャリアメールが有料オプションになる:@docomo.ne.jpなどは「メール持ち運びサービス」(月額330円)で継続利用できるが、解約から31日以内の申込みが必要。毎月の固定費になるので、この機会にGmailなどフリーメールへ移行する手もあり
  • 店舗サポートが限られる:オンライン中心の会社が多く、対面でのサポートは少ない
  • 初期設定は自分でやる:SIMカードの入れ替えやAPN設定など、最初だけ手間がかかる

速度低下が気になる人(動画やゲームをよく使う、平日昼にスマホで作業する等)は、大手キャリアのサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)やオンライン専用プラン(ahamo・povo)を候補に入れたいところ。MVNO系ほどは安くないけど、速度の安定感はワンランク上です。用途に合わせて選ぶのが一番だと思います。

スマホでトレードする人は要注意

格安SIMの速度低下は、用途によっては致命的になります。特にFXやCFDなどのトレードをスマホでやる人は、昼12〜13時や夕方17〜19時の速度低下が約定タイミングやチャート読み込みに直結します。MVNO系は混雑時に1Mbpsを切ることもあり、指値・逆指値の更新やアラート受信が遅れると、相場の急変に対応しきれないリスクがあります。

僕はFXのチャート分析やツール開発は自宅PC+光回線で済ませる派ですが、外出先でスマホからMT5やTradingViewを触ることもある人なら、サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)か大手キャリアのオンライン専用プラン(ahamo・povo)を選んでおくのが無難です。本体回線をそのまま使うタイプは混雑時間帯でも速度が落ちにくく、トレードアプリの応答性で差が出ます。

とくにスキャルピング中心の人はPC+光回線が無難です。モバイル回線で秒単位の勝負をするのはおすすめしにくく、ポジション管理ミスの温床になります。スイング以上の時間軸なら、サブブランドやオンライン専用プランで十分対応できます。

主要各社の料金・速度・サポートの違いは、格安SIM主要5社比較でまとめています。乗り換え時に後悔しやすいポイントを先に押さえておきたい場合は、格安SIMでよくある後悔パターン5選のほうが参考になるはずです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
目次