MT5が使える国内FX業者まとめ【2026年最新】

MetaTrader 5(MT5)を国内FX業者で使いたい——そう思って調べてみると、対応している業者が意外と少ないことに気づきます。海外業者ならMT5対応は珍しくありませんが、国内となると選択肢が限られるのが現状です。

この記事では、2026年3月時点でMT5に対応している国内FX業者をまとめました。僕自身が実際に使っている視点も交えて書いてみます。


目次

なぜMT5を選ぶのか

そもそも、独自ツールが充実している国内業者が多い中で、わざわざMT5を選ぶ理由は何か。主に3つあります。

カスタムインジケーターが使える

MT5では自作のインジケーター(チャート分析ツール)を使えます。標準で搭載されているテクニカル指標だけでなく、MQL5コミュニティで公開されている無料・有料のインジケーターを導入して、自分のチャート環境をカスタマイズできます。

国内業者の独自ツールは見やすくて便利なものも多いですが、「あと少しこうだったら」という痒いところに手が届かないことがあります。MT5なら、その部分を自分で補える可能性があります。

MT4の後継としての将来性

MetaQuotes社はMT4の新規ブローカーライセンスの発行を停止しています。今後、MT4を新たに採用する業者は出てきません。さらに、OANDA証券が2026年11月にMT4の提供終了を発表するなど、既存業者でもMT4からの撤退が始まっています。

MT4で慣れ親しんだインジケーターやEAがそのまま使えないのは不便ですが、MT5向けのツールも着実に増えてきています。MT5への移行は「いつかやる」ではなく、早めに進めておいた方が安心です。

EA(自動売買)も動かせる

MQL5というプログラミング言語でEA(自動売買プログラム)を書けば、自分のトレードロジックを自動で実行できます。バックテスト環境もMT4から大幅に進化していて、マルチスレッド対応で高速、複数通貨ペアの同時テストも可能です。

自動売買に興味がない人でも、「将来的にそういうこともできる」と知っておくと、MT5を選ぶ理由になるかもしれません。


MT5対応の国内FX業者一覧

OANDA証券

MT5・TradingViewに対応。対応ツールの幅広さは国内随一。

OANDA証券は68通貨ペアを取り扱い、1通貨単位から取引可能。MT5に加えてTradingView(口座連携)にも対応しており、ツール選択の自由度が非常に高いです。なお、MT4は2026年11月に提供終了予定です。

1通貨から取引できるので、デモ口座だけでなくリアル口座でも最小限のリスクでMT5の操作感を試せます。APIも提供しているので、Python等での独自分析にも対応しています。

注意点としては、スプレッドが他の国内業者と比べるとやや広め。コスト重視の人にとっては気になるポイントです。

外為ファイネスト

NDD方式を採用、EA制限なし、スキャルピングもOK。

外為ファイネストはNDD(No Dealing Desk)方式を採用しています。これは業者側がトレーダーの注文をカバーせずにそのまま市場に流す取引形態で、透明性の高さが特徴です。

EA運用に対する制限がほぼなく、スキャルピングも公認。自動売買を本格的に運用したい人にとっては最有力候補です。

注意点は、知名度が大手に比べると低いこと。ただ、香港拠点の国際金融グループHantec Groupのパートナー企業なので、会社の信頼性は問題ありません。

アヴァトレード・ジャパン

55通貨ペア対応、国内でMT5をいち早く提供した先駆者的存在。

アヴァトレード・ジャパンは、国内でのMT5対応をかなり早い段階で実現した業者です。通貨ペア数も55と豊富で、マイナー通貨での取引にも対応しています。

グローバルに展開するAvaTrade Groupの日本法人であり、国際的な基準でのリスク管理体制が整っています。

注意点は、国内での口座数が大手と比べて少なく、日本語でのコミュニティや情報が限られること。困ったときに検索しても、日本語の解決策が見つかりにくい場面があります。

フィリップ証券

MT5専業、FXだけでなくCFDにも対応。

フィリップ証券はMT5をメインのプラットフォームとして採用しています。FXだけでなく、CFD(差金決済取引)もMT5上で取引できるのがユニークです。NDD方式を採用しているので、取引の透明性も確保されています。

複数の金融商品をMT5一つで管理したい人には面白い選択肢です。

注意点は、FX単体で見るとスプレッドや通貨ペア数で特筆すべき強みが少ないこと。MT5で株価指数やコモディティもやりたい人向けです。

FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)

2026年春にMT5対応予定。ゼロスプレッド+手数料モデル。

FXTFは現在MT4に対応していますが、2026年春にMT5への対応を予定しています。スプレッドが0.0銭(USD/JPY)で、別途取引手数料(建玉連動手数料)を支払うモデルを採用しているのが特徴的です。2025年4月にスキャルピングも公式に解禁されました。

また、商品CFD(金・銀・原油・天然ガス)や暗号資産CFD(ビットコイン・イーサリアム)にも対応しており、MT5リリース後は取扱銘柄がさらに拡充される予定です。

注意点は、MT5対応はあくまで「予定」であり、仕様やリリース時期が変更になる可能性があること。


MT5対応業者 比較表

項目OANDA証券外為ファイネストアヴァトレードフィリップ証券FXTF
通貨ペア数6829552429
最小取引単位1通貨1,000通貨1,000通貨1,000通貨1,000通貨
MT4対応△※×
EA制限少ないなしありなしなし
スキャルピング公認公認
NDD方式×××
CFD対応×

※2026年3月時点。FXTFのMT5関連は予定情報。
※OANDA証券のMT4は2026年11月に提供終了予定。


業者選びのポイント

MT5対応業者を選ぶ際に、チェックしておきたいポイントをまとめます。

取引コスト(スプレッド)

毎回のトレードに直結するので、スプレッドの狭さは重要です。ただし、MT5対応業者はまだ少ないので、スプレッドだけで比較するよりも、MT5対応であること自体を優先した方がいいかもしれません。

通貨ペアの種類

メジャー通貨ペアだけで十分な人もいれば、マイナー通貨やクロス円も触りたい人もいます。自分のトレードスタイルに合った品揃えがあるか確認しておきましょう。

EA制限の有無

将来的にEA(自動売買)を使う可能性がある人は、EA制限の有無を確認しておくと安心です。制限が厳しい業者だと、後から困ることがあります。

デモ口座の有無

どの業者もMT5のデモ口座を提供しています。リアル口座を開設する前に、まずはデモで使い勝手を確認するのがおすすめです。


まとめ

MT5に対応している国内FX業者はまだ限られますが、MT4からMT5への移行は着実に進んでいます。OANDA証券がMT4の提供終了を発表したように、今後は他の業者でも同様の動きが出てくる可能性があります。

まず試してみるならOANDA証券が手堅い選択です。1通貨単位で取引できるのでリスクを最小限に抑えて始められますし、MT5とTradingViewの両方に対応しているので、比較しながら自分に合ったツールを見つけられます。

自動売買を本格的に考えているなら外為ファイネストが有力です。EA制限なし・NDD方式・スキャルピング公認という組み合わせは、自動売買にとって理想的な環境です。

どの業者もデモ口座を用意しているので、気になったところがあればまずはデモで触ってみてください。

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