格安SIMでよくある後悔パターン5選と対策

格安SIMに乗り換えて後悔した、という声もそれなりにあります。どんなパターンが多いのか調べてみました。安くなるのは間違いないですが、事前に知っておけば防げる落とし穴がいくつかあります。よくあるパターンと対策をまとめてみました。

目次

速度が遅い問題

格安SIMで一番多い不満がこれです。特に昼12時〜13時のランチタイムと、夕方17時〜19時の帰宅時間帯は速度が落ちやすいです。

これは格安SIMの仕組み上、ある程度しかたない部分です。大手キャリアの回線を借りているので、混雑時は帯域が制限されます。1Mbps以下になることもあり、動画の読み込みが遅くなったり、画像が表示されにくくなったりします。

対策:速度重視なら大手キャリアのサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)かオンライン専用プラン(ahamo・povo)を候補に入れたいところ。MVNOより少し高くなりますが、速度の安定感はワンランク上です。「安さ」と「速度」のどちらを優先するかを最初に決めておくと迷いません。

キャリアメールが実質有料になる

@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールは、2022年以降は各社の「メール持ち運びサービス」(月額330円)を使えば乗り換え後も継続できます。ただし解約から31日以内の申込みが必要で、以降は毎月330円の固定費がずっと乗る形になります。

問題は、キャリアメールで登録しているサービスが多い場合です。銀行、通販サイト、各種会員サービスなど、持ち運びで維持するにせよフリーメールに切り替えるにせよ、登録済みアドレスの棚卸しは一度やっておく価値があります。

対策:長期的にはGmailなどフリーメールに移しておくほうが身軽です。年間3,960円の固定費が浮きますし、今後キャリアをまた変えたときも影響を受けません。持ち運びサービスは「移行期間の保険」として使い、半年〜1年かけてメインアドレスを置き換えていくと無理がないです。

店舗サポートがない

大手キャリアのショップに慣れている人にとって、「困ったら店舗に行けない」のは大きなストレスになりえます。格安SIMの多くはオンライン対応のみで、電話サポートも混み合っていることが多いです。

特にスマホの操作に不慣れな人や、高齢の家族に勧めた場合、トラブル時に自分が対応しなければならなくなります。

対策:サポート重視ならUQモバイルやワイモバイルなど、実店舗がある会社を選ぶのが安心です。mineoは「マイネ王」というユーザーコミュニティが充実していて、困ったことを質問すると他のユーザーが教えてくれる仕組みもあります。

通話料が高くなった

格安SIMの基本料金は安いですが、通話料は30秒22円と大手キャリアと同じ(もしくは高い)です。かけ放題プランに入っていなかった場合、仕事で電話をよく使う人は「月額は下がったのに通話料で差し引きゼロ」になることがあります。

特に見落としがちなのが、「5分かけ放題」の5分を超えた分です。5分以内に収まると思っていた通話が蓋を開けると7〜8分で、超過分が積み重なるパターンです。

対策:自分の通話頻度を甘く見積もらないことです。月に30分以上通話するなら、かけ放題オプション(完全かけ放題で月額1,100〜2,000円程度。会社によって差が大きい)をつけたほうが安心です。LINEやZoomで代替できる通話は、そちらに切り替えるのもアリです。

LINEの年齢認証ができない

LINEの「年齢認証」は、大手キャリアやサブブランドの契約情報を使って行う仕組みです。格安SIMの中には年齢認証に対応していない会社があり、その場合はLINEのID検索が使えません。

普段からID検索を使わない人なら問題ないですが、仕事でLINEを使う人や、新しい連絡先をID検索で追加する機会が多い人にとっては不便に感じるポイントです。

対策:LINEの年齢認証に対応している格安SIMを選ぶこと。ahamo、UQモバイル、ワイモバイル、mineoは対応済み。IIJmioも近年対応が広がっていますが、対応回線に条件がある場合もあるので、申し込み前に各社の最新情報を確認しておいたほうがいいです。QRコードやURLでの友だち追加で代用する方法もあります。

後悔しない選び方

上の5つのパターンに共通しているのは、「事前に自分の使い方を把握していなかった」ことです。

  • 月のデータ使用量を過去3ヶ月分チェック
  • 通話時間と頻度を確認
  • キャリアメールで登録しているサービスを洗い出す
  • 速度が落ちても許容できるか考える
  • 店舗サポートがなくても大丈夫か判断する

これだけ確認しておけば、乗り換え後の「こんなはずじゃなかった」は大幅に減ります。格安SIMが合わないと感じたら、サブブランドに乗り換え直すのも手です。今は解約金がほぼないので、試してダメなら戻るくらいの気持ちでいいと思います。

料金の面で実際にどれくらい下がるかを試算したい場合は、格安SIMに乗り換えたらいくら浮く?のほうで使い方別に計算しています。主要5社を料金・速度・サポートで並べて比べたい場合は、格安SIM主要5社比較のほうで。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
目次