
転職系のWebツールを作っているうちに、関連サービスとして転職エージェントも気になって調べてみました。僕自身はエージェントの専門家じゃないけど、主要3社について調べた範囲でまとめておきます。どれを使うか迷っている人の参考になれば。
転職エージェントって何してくれるの?
転職サイトとエージェントの違いがよくわからない、という声をよく見かけます。簡単に言うと、転職サイトは自分で求人を検索して応募する仕組み。エージェントは担当のキャリアアドバイザーがついて、求人紹介から面接対策、年収交渉まで代行してくれるサービスです。
費用は求職者側は無料です。企業が採用したときに成功報酬を払うモデルなので、使う側にお金はかかりません。
メリットは、非公開求人にアクセスできること、書類添削や面接対策をしてもらえること、年収交渉を代行してくれること。特に年収交渉は自分ではやりづらいので、ここだけでもエージェントを使う価値はあります。
デメリットもあります。担当者との相性がハズレることがある、自分のペースで進められない、希望と違う求人を紹介されることがある。担当者も営業成績があるから、どうしても「早く決めてほしい」というバイアスがかかる場合があります。
主要3社の特徴比較
| 比較項目 | doda | リクルートエージェント | マイナビエージェント |
|---|---|---|---|
| 求人数 | 約24万件(非公開含む) | 約30万件(業界最大級) | 約8万件(厳選型) |
| 得意な年代 | 20〜40代全般 | 全年代 | 20〜30代 |
| 強み | 転職サイト機能と一体化、年収査定ツールあり | 圧倒的な求人数と実績、交渉力が高い | 若手向けサポートが丁寧、中小優良企業に強い |
| 弱み | 求人の質にばらつきがある、メールが多い | 担当者が忙しく対応が事務的になることも | 30代後半以降は求人が少なめ |
| サポート | 書類添削・面接対策・年収交渉 | 書類添削・面接対策・年収交渉 | 書類添削・面接対策・年収交渉 |
| 特徴的な機能 | 適性診断、年収査定、スカウト機能 | 面接力向上セミナー、Personal Desktop | 転職お役立ちコンテンツが充実 |
※ 求人数は2026年4月時点の概算。時期によって変動します。
数字だけ見るとリクルートエージェントが圧倒的ですが、求人が多ければいいというわけでもありません。選択肢が多すぎて迷う人にはdodaやマイナビの方が合うこともあります。
選び方のポイント
結論から言うと、複数のエージェントに登録して比較するのが一番確実です。1社だけだと担当者との相性で当たり外れが出るし、紹介される求人にも偏りが出ます。
とはいえ、5社も6社も登録すると連絡対応だけで疲れます。目安としては2〜3社がちょうどいいです。大手1社(リクルートかdoda)+もう1社、くらいのバランスが管理しやすいです。
選ぶときのチェックポイントは3つ。自分の年代が得意分野に入っているか。希望する業界・職種の求人があるか。そしてサポート体制の評判はどうか。公式サイトの情報だけでなく、口コミも参考にするといいです。
20代で初めての転職ならマイナビエージェントのサポートの手厚さが活きます。30代以上でキャリアアップを狙うならリクルートエージェントの求人数と交渉力。まずは幅広く見たいならdodaのサイト機能とエージェントの併用。…といった使い分けが一つの目安になります。
使うときの注意点
エージェントを使う上で知っておいたほうがいいことをいくつか挙げます。
まず、担当者の言いなりにならないこと。エージェントは便利だけど、最終的な意思決定は自分でやるべきです。「ここがおすすめです」と強く勧められても、自分の軸に合わなければ断って大丈夫です。
担当者と合わないと感じたら変更を依頼できます。遠慮する人が多いけど、これは普通のことです。問い合わせフォームから申し出れば対応してもらえます。
個人情報の取り扱いも気になるところです。登録すると現職の情報も伝えることになるので、どこまでの情報を渡すか自分で線引きしておくのが手堅い。現職に転職活動がバレたくない場合は、その旨を最初に伝えておくことをおすすめしたいです。
あと、内定を急かされるケースに注意。「今週中に返事をもらえますか」というプレッシャーがかかることがあるけど、納得いかないなら回答期限の延長を交渉して大丈夫です。焦って決めて後悔するのが一番もったいない。