「今日のドル円は、157円台後半で取引されています」
夜のニュースで一度は耳にしたことがあるかもしれません。でも、これが何を意味してるか、はっきり説明できる人は意外と少ない。
「ドル円」って、初めて聞くと「ドルの話?円の話?」って迷いますよね。最初は誰でも、ここで引っかかります。
この記事では、為替(かわせ) って何?という疑問に、専門用語をできるだけ使わずに答えていきます。
ひとことで言うと「お金の交換レート」
いきなり結論から:
為替とは、ある国のお金と、別の国のお金を交換するときの”値段”のこと。
これだけです。
「ドル円が157円」というのは、つまり 「アメリカのお金(1ドル)と日本のお金(円)を交換するときの値段が、今は157円」 という意味になります。
旅行の両替を思い出してみる
海外旅行に行くとき、空港の両替所に立ち寄った経験はありますか?(実際に行ったことがなくても、TVで見たことくらいはあるはず)
そこには、こんな表示が出ています:
1ドル = 158円
これは「1ドルもらうのに、158円の日本円が必要ですよ」という意味。日本円を持っていって、ドルに替える人は、この値段を払って交換するわけです。
この「1ドル=158円」みたいな数字が、まさに為替レート。
ニュースで言ってる「ドル円157円」と、空港の両替所の表示は、本質的に同じものを指しています。
為替レートは、毎日動く
ここが大事なポイント。
この値段、毎日、毎時間、ずっと動いています。

- 月曜日:1ドル = 157円
- 火曜日:1ドル = 158円
- 1週間後:1ドル = 156円
「同じ1ドルなのに、なんで値段が変わるの?」と思うかもしれません。
ざっくり言うと、通貨(お金)にも”人気度”のようなものがあって、人気が変われば値段も変わるから。
詳しい仕組みは #05 なぜ為替レートは動くの? で書きます。まずは「毎日動いてるんだな」くらいの理解でOKです。
「ドル円」って、ドルの話?円の話?
混乱しやすいポイントを1つだけ。
「ドル円」という言い方は、「ドルを買うのに、何円必要か」 という意味です。

- 前にあるのが買う側(ドル)
- 後ろにあるのが支払う側(円)
と覚えておくと迷わなくなります。
なので「ドル円157円」は、ドルの値段の話。ドル目線で見ると「1ドルは157円分の価値がある」ということになります。
まとめ
ここまで覚えておけばOKです:
- 為替=お金と別の国のお金を交換するときの値段
- 「ドル円157円」=1ドルもらうのに157円必要
- この値段は毎日動いている
これだけ知ってると、ニュースの経済コーナーが急に意味を持って聞こえてくるはず。
ところで、そもそも「お金」って、世界にいくつあるんでしょうか?円とドルとユーロ以外に、どんな通貨があるのか。次の記事で見ていきます。
→ 次の記事: 「お金」は世界中で違う。円・ドル・ユーロの世界
迷子になったら → FX入門ロードマップ
