MT5のダウンロード方法
MT5を使うには、まず取引する国内FX業者を決める必要があります。2026年3月時点でMT5に対応しているのは、OANDA証券、外為ファイネスト、アヴァトレード・ジャパン、フィリップ証券、FXTF(2026年春対応予定)の5社です。
MT5のダウンロードは、基本的に利用するFX業者の公式サイトから行うのが正解です。MetaQuotes社の公式サイトからもダウンロードできますが、業者ごとにサーバー情報がプリセットされたインストーラーが用意されていることが多いので、業者経由の方が楽です。
各業者の公式サイトにログインして、「取引ツール」や「プラットフォーム」のページからMT5のダウンロードリンクを探せばすぐ見つかります。
インストール手順
ダウンロードしたインストーラーを実行すると、基本的にはウィザードに従って「次へ」を押していくだけでインストールは完了します。特別な設定は不要です。
インストール先のフォルダだけ、デフォルトから変更したい人は変えておきましょう。複数の業者のMT5を同時に使いたい場合は、それぞれ別のフォルダにインストールする必要があります。
僕の場合、OANDA証券のMT5と外為ファイネストのMT5を別フォルダにインストールして使い分けています。同じMT5でも業者ごとにスプレッドや取引条件が違うので、比較したいときに便利です。
デモ口座の開設方法
MT5を初めて起動すると、口座の選択画面が表示されます。いきなりリアル口座で取引する必要はないので、まずはデモ口座で練習するのがおすすめです。
デモ口座の開設手順はこんな感じ。
- MT5を起動
- 「ファイル」→「口座を開く」を選択
- 利用するFX業者のサーバーを選択(業者経由でダウンロードした場合は自動で表示されることが多い)
- 「デモ口座を開く」を選択
- 名前やメールアドレスなどの情報を入力
- レバレッジや初期資金を設定
- 「完了」をクリック
デモ口座は仮想資金で取引できるので、操作に慣れるまで存分に使い倒してください。失敗しても一切損失はありません。
基本的な画面の見方
MT5を起動すると、いくつかのウィンドウが表示されます。最初はごちゃごちゃして見えるかもしれませんが、主に使うのは以下の3つです。
チャートウィンドウ
画面中央の一番大きなエリア。ここに通貨ペアのチャートが表示されます。複数のチャートをタブで切り替えたり、タイル表示で並べたりできます。
気配値ウィンドウ(左側)
通貨ペアの現在レートがリアルタイムで表示されます。ここから通貨ペアをダブルクリックすると注文画面が開きます。表示する通貨ペアは右クリックから追加・削除できます。
ナビゲーターウィンドウ(左下)
口座情報、インジケーター、EA(エキスパートアドバイザー=自動売買プログラム)、スクリプトなどがツリー表示されます。インジケーターをチャートに追加するときはここからドラッグ&ドロップするのが基本です。
他にも「ツールボックス」(画面下部)に取引履歴やアラート、メールボックスなどが表示されますが、最初は上の3つを押さえておけば十分です。
最初にやるべき設定
インストール直後のMT5はデフォルト設定なので、使いやすいように調整していきましょう。
チャートの配色変更
デフォルトの黒背景が見にくいと感じる人は、チャート上で右クリック→「プロパティ」→「カラー」タブから変更できます。背景色、ローソク足の色、グリッドの色などを好みに合わせて調整してみてください。
僕のおすすめは、背景を黒のまま、陽線を青系、陰線を赤系にするパターン。目が疲れにくいし、長時間見ていても視認性が良いです。
時間足の変更
チャート上部のツールバーから時間足を変更できます。MT5は21種類の時間足に対応しているので、自分のトレードスタイルに合わせて切り替えましょう。デイトレードならM15〜H1あたり、スイングトレードならH4〜D1あたりが基本になります。
インジケーターの追加
ナビゲーターウィンドウの「指標」フォルダを展開すると、MT5に標準搭載されているインジケーターの一覧が表示されます。使いたいインジケーターをチャートにドラッグ&ドロップすれば追加完了です。
最初のうちは、移動平均線(Moving Average)とRSIあたりを入れておけば十分。インジケーターを入れすぎるとチャートが見にくくなるし、判断も鈍るので、最初はシンプルにいくのがおすすめです。
自動スクロールとチャートの右端移動
チャートが自動でスクロールする設定と、チャートの右端に余白を作る設定は、ツールバーのボタンで切り替えられます。リアルタイムで値動きを見るときは自動スクロールON、過去のチャートを遡って分析するときはOFFにするのが基本です。
国内FX業者のMT5で始める場合の注意点
サーバー設定
国内業者経由でMT5をダウンロードした場合、サーバー情報は自動で設定されることが多いです。ただし、手動で設定が必要な場合もあるので、業者から送られてくる口座情報のメールに記載されているサーバー名を確認しておきましょう。
MetaQuotes公式サイトからダウンロードした場合は、初回起動時にサーバー一覧から利用する業者のサーバーを検索して選択する必要があります。
デモ口座とリアル口座の違い
デモ口座はあくまで練習用なので、リアル口座とはスプレッドや約定速度が異なる場合があります。デモで上手くいったからといって、リアルでも同じ結果になるとは限らない点は頭に入れておいてください。
ログイン情報の管理
MT5のログインIDとパスワードは、FX業者から口座開設時に発行されます。これを紛失するとログインできなくなるので、安全な場所に保管しておきましょう。
僕のおすすめ初期設定
最後に、僕が新しいMT5環境をセットアップするときに必ずやる設定をまとめておきます。
- チャート配色: 背景黒、陽線スカイブルー、陰線コーラルレッド、グリッドは非表示
- デフォルト時間足: H1(自分のメイン時間足)に設定
- 気配値ウィンドウ: 不要な通貨ペアを非表示にして、自分が監視する通貨ペアだけ残す
- チャートの右端に余白: ON(ローソク足の先に余白があった方がラインが引きやすい)
- ワンクリック取引: 最初はOFF(誤発注防止。慣れてきたらONにしてもいい)
- 移動平均線: 20EMAと75EMAを追加(僕の基本セット)
この設定をテンプレートとして保存しておくと、新しいチャートを開いたときにすぐ適用できて便利です。チャート上で右クリック→「テンプレート」→「テンプレートの保存」で保存できます。
まずはデモ口座でいろいろ触ってみて、自分に合った設定を見つけていってください。